2011年の日本の広告宣伝費

ラジオ広告費も従前から上げておりませんのは、市場的にサイズ自体が小さくなり、縮小傾向であるからです。(ラジオ1,247億円、前年比96.0%。)
逆に、地上波完全デジタル化以降のテレビ広告市場を見るために重要と思われる衛星メディア関連広告費は、2010年は前年比110.6%の784億円、2011年は891億円、前年比113.6%となり、3年で125.6%とネット媒体費(14%)より伸び率は高くなっています。

2011マス4媒体.jpg

ちなみに、BS放送は、3年間で137.3%(110.6%、124.2%)と伸びてきています。解説に「巨人戦などプロ野球中継の充実や、紀行番組・時代劇・韓流ドラマなどの地上波テレビと異なるM2・F2以上の視聴者向けの編成強化」とあります。
地上派がただでさえ、M1,F1層の接触低下が進んでいる上にスマホとのダブルディスプレイ接触によるコマーシャルの効果低減が予想されている現在、中高年層という高テレビ接触層へのクラスメディアとしてBSテレビは価値を高めていくと、考えられます。視聴率を含めた、市場環境の整備が求められます。


ちなみに、BS放送は、3年間で137.3%(110.6%、124.2%)と伸びてきています。解説に「巨人戦などプロ野球中継の充実や、紀行番組・時代劇・韓流ドラマなどの地上波テレビと異なるM2・F2以上の視聴者向けの編成強化」とあります。地上派がただでさえ、M1,F1層の接触低下が進んでいる上にスマホとのダブルディスプレイ接触によるコマーシャルの効果低減が予想されている現在、中高年層という高テレビ接触層へのクラスメディアとしてBSテレビは価値を高めていくと、考えられます

視聴率を含めた、市場環境の整備が求められます。 「新マス4媒体」と私が読んでいる、新聞、テレビ、雑誌、ネットをそれぞれ簡単に見てみますと

新マス5年推移.jpg

さて、今年は、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」から日本の広告市場がどのような推移を取ってきたのかを確認してみます。

この統計では、広告市場を以下のジャンルに分類して、月ごとの売上高を調査しています。
新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、屋外広告、交通広告、折込み・ダイレクトメール、海外広告、SP・PR・催事企画、インターネット広告、その他

1988年を100にとって、2011年まで推移をグラフ化したものが下です。

各媒体推移.jpg

この23年間で点線で描いた(旧)マス4媒体は、100%以下の縮小されました。市場全体は140%程度に拡大されていますので、折込・ダイレクトメールや、SP・PR・催事企画といったいわゆるマス広告以外の市場が拡大してきたこの4半世紀であると理解できるでしょう。

ネット広告の市場が拡大するといっても、新聞・テレビ・雑誌の広告市場の縮小を埋め合わす力は(いまのところ)無い様で、マス媒体以外の市場への展開が必要だと考えられます。





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