大学職員の機能と大学運営

大学職員になるために

大学という世界の特性

大学は、教育研究の自由と独立を尊重し、支援し、成長させるべき場である。また、大学は本来的に寛容な組織でことが、アカデミズムの自由と独立の証である。ヒエラルキーにとらわれない大学こそ改革にとって良環境である。

大学求められているもの

大学にしか無い価値、資源を最大化することで、社会の真の貢献と発展に寄与する大学とならねばならない。組織内の情報でさえ、結論や成果のみならず、プロセスも可能な限り公開されることが求められ、他方、個人に属する情報はより重く位置づけられ、より強い保護が求められる。

研究環境複合化が進み、融合・学際研究領域と産学連携や、学外組織とのプロジェクト型研究運営には、職員の協力「企画・運営」能力が必要になっている。

教職員への信頼の鍵は学生への対応である。権利意識の高い学生。(サービスの購入者としての消費者意識。)が増えている状況において、主体的個人としての学生に、柔軟な対応をする必要性が求められている

教員と職員の関係性とプロジェクト

教員とは

教育・研究の領域は教員の権限に属するところである。また、教員は大学に「個として属して」いる。自らの研究と、学生の教育に最大価値を置く教員は組織主義にはそぐわない

職員とは

職員の求められることは、まず、決められた事務作業を、決められたルールに則り、齟齬なく行うことで、その事務処理能力、スケジュールと金銭管理力が基本的能力である。

しかし、複雑化する課題に取り組むために、教育・研究の運営に事務部門としての職員が組織的に支援し、人的サポートを行う必要がある。

教職員協業とは

「教育・研究は教員の権限に属する」という掟は硬直化した大学システムの変革時には変えていかなければならない。知識と情報の流通の増大は教員だけが専権事項として対応しているには限界があり、教職員が協業して大学運営に取り組まねばならない。

職員が組織を優先すると官僚主義に陥る危険があり、教員との協業は難しくなる。かといって、教員の命ずるままに仕事をすると、単なる下働きになってしまう。職員は、教員の研究者としての価値観と能力、教育者としての本能を理解し、深い共感をもち、尊重しながらともにプロジェクトを推進する。理念の世界で教員と対立してはならない。理念の世界は教員の専門領域である。

立場や経験の違いから、多様な可能性や方法が湧き出てくるという考え方は、自立した対等な人間同士のパートナーシップの構築に役立つであろう。

また、教職員共通の、かつ最大の評価者は学生である。

プロジェクト組立のつぼ

プロジェクトの運営とPDCA

              1. 課題の発見(インサイト)
              2. 学外リソースの導入
              3. 学外企業との協業をプロデュースする
              4. 他大学の成功事例に目を向ける:他大学の役に立てることを喜ぶおおらかさの存在。

社会へのインパクトを意識する。

成果の無償供与

広報活動:学外・学内に向けた継続的広報活動

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