大学の広報・広聴戦略

大学職員になるために

ポイント

        • 大学の広報戦略はコンサバティブでなければならない。
        • 広報の主体は大学のトップである。トップが理念を社会に向けて語りかける。
        • 広報基本フレームは大学の理念・ポリシーに基づく。
        • ステークホルダー(アウター、インナー)別の広報戦略。
        • 専門組織の整備と専門人材の育成。全教員・職員の参加。
        • クライスマネジメントとしての広報対策の設定。

広報の問題点と対策

インプットとプロセスに関する情報が少ない、アウトプット情報は多いがアウトカムについては少ないといった指摘がなされている。

保護者の大学への情報開示希望内容(情報の枯渇感)として、進路に関する情報提供、進路について考えさせる体験・行動の機会、身近な先輩の経験を聞く機会が上がっているが、対応策として、オープンキャンパス、ホームカミングデー、出前講義など直接大学側から受験生への直接的な働きかけが必要である。

近年の研究では、親の過干渉は子供の社会的成長や知的成長を妨げるといった考えが否定されつつあり、「親の無関心が子供の目的設定や達成力形成の妨げになる。」という視点が有効性を持ってきている。まさに、「親はメディアである。」受験生を持つ親に積極的に働きかけることで、間接的に受験希望者を増やす広報活動ができる。

広報の対象

広報は多くのステイクホルダー別に適切なコンテキスト設定と最適なコンテンツを持ってなされなければならないが、その基盤には、明確な大学のポリシーがなければならない。

また、学内広報の充実による、教員間、学部間の情報共有をもって大学の一体化→ユニブランド化を目指す。ただし、大学が広報すべきプロセス=input,process,output,outcomeの中で、OUTCOME((成果:研究や人材が社会的にどのような貢献をしたか。人的な成長・対象者への効果・研究結果の波及効果)の広報は、非認知的なものを明らかにするという困難な課題となる。(好例としてノーベル賞があげられるであろうが)

インターネットを利用した広報

インターネットは幅広い情報公開が可能である。

webサイトコンテンツ基本コンテンツ

        • 使命と特色
大学設置の動機、建学の精神を明確に示す。
目指す大学のタイプ「教育型大学」「研究型大学」重点学問分野。
大学の使命、ヴィジョン、責任と育成する人材像。
他大学との差異。明確な特徴と競争優位点

以上の目標がどの程度まで達成されているか。

        • 学長のメッセージ
研究内容。実績。書籍。
blog、、twitter...学長の友人たち

        • FACT
学部学科度との教育の特徴と研究結果、職員の紹介
組織
財務データ
入試情報:志願者、合格者、定員充足率

        • 今後利用を検討しなければならない領域

Sociak Media

Branded Middle Media

インターネット特有の問題

言語などに形式化できない暗黙地の存在に注意しなければならない。すなわち、教育力、研究力の評価には暗黙知に依存するところが大きいので、記号化されないコミュニケーションへの洞察が重要であろう。

フェイストゥーフェイスの教員と志願者との直接的対話機会を設けることが有効という知見からもtwitterUST、などのリアルタイムwebSocila Media)の活用は重要検討事項だと考えられる。

入試広報

学生を選ぶ側から選ばれる側への姿勢が重要である。学生スタッフの活用した受験生目線での広報活動は、学生自信のコミュニケーション能力のスキルアップという副産物を生む。


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